企業サイト

ホームページ制作の時に気を付けるパスワード

ホームページ制作をする際には様々な手続きが必要です。
これを解消するために簡単な手続きだけですぐにホームページ制作ができるサービスもあります。

しかしどのようなサービスを利用してもIDとパスワードは必要となり、大切にしなくてはなりません。これが悪意ある第三者に知られると自分が被害を受けるだけでなく、他人にも被害を与えてしまう場合があります。

ホームページ制作の場合、サーバー運営会社やドメイン管理会社とのサービス契約締結の際にIDとパスワードが必要となります。
IDは名前のようなものであり、サービスごとに作る場合もあればメールアドレスを利用する場合もあります。同一のメールアドレスを複数のサービスで使いまわしすることも多々あります。

しかしパスワードは決して使いまわしをしてはいけません。
例えば、一か所でも、なんらかの契約している情報が悪意ある第三者に知られると、他のサービスでも悪意ある第三者に乗っ取られる可能性があります。それがホームページ制作のための情報だったらどうでしょう。

まず、せっかく作ったホームページが改ざんされる可能性があります。
これが自分だけ被害ならまだしも、他人に被害を与えてしまう場合があります。ホームページ制作をしたあなたの名前で、他人を誹謗中傷する内容のホームページに改ざんされることもあり得ます。サービスを乗っ取られている場合もあり得ます。こうなると消去すらできません。ホームページにマルウェア(悪意あるコンピュータプログラム)を仕込まれる場合もあります。

こうなると被害に遭った方へ謝罪と賠償をする必要が出てくる場合があります。
悪意ある第三者に乗っ取られないホームページ制作の方法が必要になってきます。

必要なことは、まずパスワードは使いまわしをせず、十分強くすることです。ここでいう強いとは、コンピューターに計算させても時間がかかり、推測も難しいということです。具体的には数字とアルファベットの大文字と小文字を混ぜ合わせます。記号が使えるならば記号も入れましょう。そして8から16字程度以上の十分長いものにします。

16桁の数字だけでは「10の16乗」通りです。これはコンピュータで簡単に破ることができます。
しかしこれにアルファベット大文字小文字を混ぜると「64の16乗」通りになります。これはコンピュータでも時間がかかります。

また、パスワードは紙やテキストで保管しないで自分の頭の中だけにしまっておきましょう。
そして定期的に変更しましょう。”